Habitaba ・ハビたば~ワタシをつくる選択と習慣~ 40代・女・ほぼ一人暮らしの私の見解。

'70年代・昭和生まれの日本女性によるブログ・実経験に基づく学びや感想を自分の言葉でつづっています。

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【体験談:帯状疱疹、ワタシの場合】 発症から1年後の状況 & まとめ

2021/09/05



2020年・コロナ禍中最初の夏、私(当時47歳)の身に突如降りかかったプチ災難、『帯状疱疹』。
治療に思いのほか時間を要し、発症前の日常を取り戻すまでに2ヶ月ほどかかりました。

あれから約1年。
実はいまだに時々痛みが(T_T)。
まさかここまで引っ張るとは…帯状疱疹って、陰湿。

痛みのぶり返し自体は珍しいことではないらしいのですが、帯状疱疹の"ぶり返し痛"(『帯状疱疹後神経痛』)についての体験談はあまり見受けられないので、コトによるとどなたかのお役に立てるかもしれぬ、とブログ記事としてまとめてみました。



ちなみに、帯状疱疹の発症時~治療を終えるまでの体験談は↓↓以下4記事↓↓にかなり詳しく書いています。

その1: 発症~救急受診
その2: 皮膚科受診~治療 
その3: 治療後期 
その4: 治療終了・回復期


発症から1年、いまだに時々痛みが(*_*)・・・

かつて症状が出た部分が痛い~ 

痛むのは、1年前の夏、皮膚が赤くただれたようになったり、皮膚症状は無くともズキズキ痛かったりした部分。

時々、「んっ?なんかズキッとする…」「Tシャツが触れるとちょっとひりひりする…」と眉根を寄せてしまう程度の、発症当初の痛みを30ぶんの1くらいに薄めたような、そこまで強くはないけどかと言って完全スルーできるほどでもなく、といった痛みです。

当初は「なぜこんなとこが痛いのだ?」と痛みの原因が思いつきませんでしたが、痛む場所に手を当てたりしているうちに『そういえばこのへん、去年のあの時も痛かったとこだ💡!』と帯状疱疹とつながりました。


免疫力が低下してる時、夕方~夜に痛みあり

1年前の帯状疱疹発症・治療の後からずっと痛いというわけではなく、たまに思い出したように痛みを感じる期間があります。

疲れや体調の悪さをはっきり自覚している時よりも、むしろ自分的にはまずまずの体調な時に痛みを感じることが多く、そこがちょっと不思議・・・。
なのですが、よくよく考えてみると、大雨続きや外出自粛で2~3日ほぼ座りっぱなし=心身ともに活動が停滞気味だった時期の最中や後に重なったりしていて、知らず知らずのうちに免疫力が低下していたせいなのかも?と思います。
(同じ時期に、口内炎ができたり、首筋のリンパ腺にも痛みが出ることも多いです。)

痛みが出る時間帯は、だいたい夕方~夜。
時間帯から見ても、やはり疲れが溜まってくると痛みが出やすいのでしょう。
(幸い、今のところ寝ている時には痛まないので、軽度の部類なんだと思います。)


免疫力のバロメーター的に捉え、なるべく気にしない^^

そもそも帯状疱疹は、加齢やストレスなどによって免疫力が落ちた時に、体内に潜んでいた水ぼうそうウイルスが活性化することによって発症するもの。
ウイルスは皮膚と神経で増殖し、痛みや発疹などの症状が出ますが、治療開始が遅かったり治りが悪いとダメージが修復しきれず、残ってしまうのだそうです。

ゆえに、発症時に治療して一旦治ったように思えても、また免疫力が低下すればダメージを受けた部分に痛みがぶり返すことも多いとのこと。
私の場合は、痛みがそこまで強くなく、日常生活に支障はない程度なので、"ぶり返し痛"が出た時=カラダからの「免疫力が下がってるよ!」のサインと捉えて、食事や休養への意識レベルをアップし、無理せず気に病み過ぎず受け流す…ことにしています。


正しくは、『帯状疱疹後神経痛』。

この帯状疱疹に罹ってから長期にわたって続く・ぶり返す痛み、正式には『帯状疱疹後神経痛』と言うのだそう。
痛みかたは人によってまちまちで、『焼けるような痛み、刺すような痛み、たたかれたような痛み、深部の痛み、かゆみ、しびれ』など様々に表現され、痛みが続く期間も人によって幅があるとのこと。

私の場合は診察や投薬の必要性を感じるほどではないのですが、痛みが強かったり長く続く場合には投薬や神経ブロック注射などによる治療が必要になる時もあるそう。侮ってはいけませんね。。。





帯状疱疹・まとめ

自分が経験したことで帯状疱疹についていろいろ調べ、ちょっとだけ詳しくなりました。
その中で、もし私の家族や友人から『帯状疱疹かも?!』と相談を受けたら、これだけは伝えたい!と思ったこと4点を最後に「まとめ」としてお伝えしたいと思います。

①とにかく早く病院へ行くべし!(救急もやむなし)

『帯状疱疹?』とチラッとでも思ったら、とにかく早く病院に行くべし!が鉄則です。
土日祝・夜間など、通常診療時間外でも、救急外来を探してでも受診したほうがいいです。

発症後、とにかく早く抗ウイルス薬の投与を開始することが一番のキモ。
放置しても どんどんダメージが大きくなる&長く続く後遺症の可能性が高まる だけなので、とにかく早い医療機関の受診を!

(私のように、待ってたら治るかも?と様子を見てるうちに治療開始が遅れるなんてことにならないでくださいね!)


➁帯状疱疹=皮膚症状、とは限らない

『帯状疱疹?』とチラと思っても、その言葉の印象から、皮膚表面の赤み痛みメインの病気だと思い込み、病院に行くのが遅れた私。
身体のズキズキ・ヒリヒリする痛みまでもが『帯状疱疹』の症状だとは・・・むしろ皮膚よりそっちの痛みがメインの場合もあるとは・・・自分がかかるまで認識できていませんでした。

帯状疱疹=皮膚症状という固定観念のせいで初動が遅れてしまった私の二の舞にならぬよう、
『身体の左・右いずれかに、じっとしていても痛いor原因がわからない痛みが出たり、発疹(ほっしん)が出たら、帯状疱疹かも!』と思ってスグにお医者さんへ!


➂高齢者だけの病気、ではない

一般的に50代以上に多いと言われる帯状疱疹ですが、水ぼうそうに罹ったことがある人ならば免疫力が低下するなど条件が重なれば年齢に関わらず発症するそうです。(50代以上の次に多いのが、なんと10代、という話も!)

コロナ禍の中にあるこの頃、ストレス由来か若年層の発症が増えているとの話も聞かれるので、年齢に関わらずなるときはなる、のが帯状疱疹だと思うべし、ですね。


④初期治療がその後を分ける・きっちり行うべし

帯状疱疹の診断がつき、お薬を処方されたら、用法用量をきっっちり守って服薬してください。(飲み忘れ・塗り忘れなどないように!)
睡眠をしっかりとり、安静に過ごすことなど、生活面での指示にも確固とした理由があるので、きちんと従うべきです。
とにかく早期に・しっかり初期治療に努めることで、事後のダメージを最小限に抑えられます。

※参考までに、私が受診したお医者さんのアドバイスはこちらの記事にメモしています。なるほど…!と説得力ある指示内容でした。



以上、帯状疱疹を経験した私の、1年後の状況・振り返ってのまとめ、でした。
ほんの少しだけでも、どなたかのお役に立てば嬉しいです^^

おしまいです~










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