Habitaba ・ハビたば~ワタシをつくる選択と習慣~ 40代・女・ほぼ一人暮らしの私の見解。

'70年代・昭和生まれの日本女性によるブログ・実経験に基づく学びや感想を自分の言葉でつづっています。

40女のよもやま話 からだのこと

【体験談:帯状疱疹、ワタシの場合】その3: 神経ダメージの修復&痛み軽減にフォーカスした治療へシフト。

2020年8月・コロナ真っただ中の夏に突如発症した『帯状疱疹』。
家にこもりがちながらも、わりと明るく元気に過ごせてると思っていたので、本当にビックリしました。

ある日突然やってきた帯状疱疹、自分がかかってみて初めて知ったこと・経験したこと(治療や症状etc.)などもろもろを、40代後半ほぼ一人暮らしの私の目線でお伝えします。

思ったより長く先が見えない治療期間、他の方のブログや日記にとても助けられました。(2020年8月末現在、まだ完治していません…(;_;))
この記事も少しでもお役に立てば幸いです。

その3・2度目の皮膚科、神経ダメージ修復&痛み軽減にフォーカスした治療へ。

『帯状疱疹、ワタシの場合。』の記事は長くなりそうなので、数回に分けています。

この記事=「その3」では、2度目の皮膚科受診→その後の1週間の『発症から3週目前後』に起こったことについてお伝えします。

なお、帯状疱疹の治療は早期に開始することが、とっても大事です。早期に適切な治療を行うかどうかが、症状の重さ、合併症・後遺症のリスクを左右するそうです。(私は医療関係者ではありませんが、これは公的サイトや病院でもらったリーフレットに書いてある情報です。)

ゆえに、『これって帯状疱疹…?』と思いながらお読みになっている方は、すぐに病院へGO!してください。




抗ウイルス薬を10日間服用し終わった、このころの症状。

発症~最初の2週間、振り返り

発症した日(徐々に痛みや皮膚の赤みが気になり始めたので正確には言えないけれど、これは一過性のものではなさそうだと疑い始めた日)から、こんな流れ↓で2週間経過。

発症(はっきりヘン!と思った日)
 ↓中2日
救急病院で時間外診療-抗ウイルス薬処方
 ↓中2日
皮膚科で専門医による診察-さらに1週間の抗ウイルス薬&塗り薬処方。
 ↓中6日
皮膚科2度目(発症から2週間)

救急と皮膚科、それぞれでもらった抗ウイルス薬(バラシクロビル)を飲み続け、無くなる直前というタイミングです。

皮膚科のほうでだけ塗り薬(ベンダザック軟膏)ももらったので、期間後半の1週間はそれも患部(痛みや赤みがあるところ)に数時間置きに塗っていました。

2週間たってもヒリヒリ・ズキズキ痛みが残っていた( ノД`)

40年以上の眠りから覚醒して神経を攻撃し始めた 水疱瘡ウイルス を、えいやっ!えいやっ!と槍でやっつけるの図 をアタマに描きながら、ちゃあんと抗ウイルス薬を飲み続け、こまめに塗り薬も塗り、ほぼ何もせず安静に過ごしていたのですが…

この期に及んでも、お腹側・皮膚表面のわりとシビアなやけど後のようなひりひり感&もうちょい深部のズキズキじくじくとした痛み が残っていました。

文字にすると大したことなさげだし、痛みの強さとしてはほぼ顔に出ることなく過ごせる程度だったのですが、何をやっててもコントラバスの伴奏のごとくずーーーっとひりひり痛いし、ズキズキじくじく痛みは強弱の波もあったりなんかして気が抜けず、とにかく落ち着かないし何もやる気が起こらなかった…。

(これまでの人生で経験したことのない痛みの感覚で、うまく"うっちゃる"術を知らない、というのも気分を暗くさせる要因だったような。。)

あまり薬が好きではないので、痛み止めは夜寝る前だけにし、しっかり睡眠だけは確保するよう努めていました。

強く突くような痛みの回数は減った^^皮膚症状(赤み・ぶつぶつ)も改善傾向。

とはいえ、ピーク時に大いに悩まされた 右わき腹エリアの時折不意に来るズキッ!とした痛み の回数が徐々に減ってきていたことは、励まされ要素でした( ;∀;)

また、発症当初から痛みに悩まされていたお腹側と引き換え、大きく気になる痛み・痒みがなかった背中側の赤み&ぶつぶつと発疹にも、スローペースながら改善傾向が。

赤い部分と肌の色のコントラストが若干弱まり、ぶつぶつ部分が乾燥してかさぶたっぽくなってきていました。
(とはいえ、日を追うごとにというわけでもなく… こんなに治りの遅い皮膚トラブルは経験したことがないのでけっこう不安でした。)




2度目の皮膚科、神経ダメージの修復&痛み軽減の治療にシフト。

皮膚科を再診。不吉な言葉にプチショック…

そんな症状をかかえての、1週間ぶりの皮膚科受診。
現状を伝えると、『けっこう長引いてるね…2週間たってもまだ痛いということは、ちょっと時間がかかりすぎかも…これは長く残るかもねぇ…』とのこと。((+_+))

不吉なことをこの先生の優しいささやき声で言われると、コワさが増します…(うっ、と心の中で半泣き。)

以下のアドバイスをもらい、1週間後にまた受診することになりました。

再診時:皮膚科の先生からのアドバイス
【薬(飲み薬&塗り薬)について】

1・飲み薬(カロナール、ノイロトロピンの2種)は、痛み止めだけでなく消炎効果もあるので、痛みが無くなっても処方の7日分飲み続けること

2・塗り薬(ベンダザック軟膏)は引き続き皮膚症状のあるところだけでなく、痛みやひりひり感があるところにも塗ること



【日常生活について】

1・血行を良くし、身体を冷やさぬこと(スパイスを使った料理なんかいいね~とのこと(意外!))

2・安静は解いてよし。(血行を良くする意味でストレッチやウォーキングはOK。しかしジャンプや筋肉にぐっと力がはいる運動はNG。)


今回もらった新しいお薬、2種。

2度目の皮膚科で出されたお薬は、これまでの抗ウイルス薬から以下の2種に変更されていました。
① カロナール錠300 (朝・夕の食後 & 15時の一日3回、1錠/回)
② ノイロトロピン錠4単位(朝・夕の食後、2錠/回)
(加えて前回からの余りがあった塗り薬も、引き続き塗布するよう言われました。)

痛み止めだけでなく消炎効果もあり、という説明を受けたので、ちょっと調べてみたら、
・カロナールは副作用少なめのマイルドな痛み止め、
・ノイロトロピンは痛み止め&神経系のダメージに効果が認められる消炎剤、
みたいな感じ。

痛み止めがダブルで??といぶかしく思い、飲み合わせについても調べましたが、この2種は作用のしかたが異なるらしく、併用されることは珍しくないとのことで、ホッ。

損傷を受けた神経の修復&痛み軽減を目指した処方と見た。

ガラッと変わったお薬の処方を鑑みるに。。。

ウイルスをやっつける段階は終了 → ウイルスが損傷した神経のダメージを修復&痛みを軽減する段階 にシフトチェンジした、ということね、きっと。

『よしっ、これからは傷ついた神経を癒す時なのだ!』とヤル気になったのですが。。。




帯状疱疹、治療3週間目。なかなか治らない…

症状は日によって波あり。いつまでも続く痛みに焦る…

2度目の皮膚科受診後、治療3週間目に突入したこのころの症状は、ちょっと良くなったかと思えば、やっぱり痛い…の繰り返しでした。

皮膚表面の赤み・ぶつぶつだけだった背中側は少~しずつ改善が見受けられていましたが、お腹側のヒリヒリ感とズキズキじくじく痛みは強弱ありつつ続いており、こんなにも長い間治らないなんて…と、気持ちも暗くなりがちでした。
ピーク時に時折あったズキッ!と突くような痛みがほぼなくなっていたことだけが明るい兆し…

私は40代後半と帯状疱疹の発症年齢としては若く、早期の治癒が期待できる部類に入るのですが、ご高齢の方には何年もの間、後遺症(帯状疱疹後神経痛)に悩まされる人もいらっしゃる…と知ると、『今後何年もこれが続いたらどうしよう…(;-;)』と焦りと不安がよぎることもしばしば。

↓ちょっとずつ良くなってきていた背中側の赤み&ぶつぶつ部分。

痛み止め効果が薄れる明け方に痛みで目が覚める日々

明け方に痛みで目が覚めるようになっていたことも、このころ気分が沈みがちだった原因のひとつでした。

発症初期に抗ウイルス剤を服用していた時には、頓服でもらっていた痛み止めを夜寝る前のタイミングで飲んで、朝までそれなりに眠れていたのですが、薬の種類が朝・日中・夜 の痛み止め兼消炎剤になったことから、夜寝る直前にさらに追加で痛み止めを服用するわけには行かなくなってしまったのです。。。

痛み止めの効果が切れる3時半くらいになると、強くはないもののじくじく…とした痛みが眠りを妨げはじめ、その後は顔をしかめながら朝を待つ…といった日々が続きました。えーん。。。

気持ちで負けてはならぬ!と気晴らしを図るも、長引く症状…

ストレッチやウォーキングなど、血行を良くする運動はやってヨシ、とのことだったので、帯状疱疹の診断を受けて以来ストップしていた毎朝のエクササイズを一部再開、気持ちで負けてはならぬ!と気晴らしに励みました。

真夏の超・洗濯日和が続いていた時期だったので、家じゅうのカーテンを洗ってみたり、お菓子を焼いてみたり、いろいろやってみましたが、痛みにアップダウンがあったので、痛みが気に障る日にはずっと座って海外ドラマを見てました…


その4に続きます。










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