Habitaba ・ハビたば~ワタシをつくる選択と習慣~ 40代・女・ほぼ一人暮らしの私の見解。

'70年代・昭和生まれの日本女性によるブログ・実経験に基づく学びや感想を自分の言葉でつづっています。

40女のよもやま話

【TVよもやま話】宝くじ1億円に実際当せんした人のリアルな体験談・・・NHK『ねほりんぱほりん』がおもしろい! 

2017/12/25

NHKでこんなのやっていいの?な番組。

夜中にTVをつけたときに放送していたNHKの番組。

モグラさんのマペット2匹が、ぶたさんのマペット1匹を質問攻めししている画面に、『??これ、NHKだよね?』と興味を惹かれて、ちゃんと意識を向けて見はじめました。

 

ナニコレ?モグラ&ぶたさんの正体は?

どうやら質問しているモグラさん2匹はタレントのYOUさんと南海キャンディーズの山ちゃん、インタビューされているぶたさんは『元・国会議員秘書』さん、らしい。。。お三方とも声だけの出演。
 
YOUさんと山ちゃんの、よくぞ聞いてくれました!な業界の内情をえぐるスルドい質問と、『へぇ~!そんなことが!で他は?』とTVに向かって話しかけてしまいそうになる興味深い回答、

ちょこちょこ挟まれる"出演者ALLぶたさんのダークなエッセンスとひねりが効いた再現シーン"なども、とーっても面白くて、久しぶりにTV画面だけに集中してテレビを見ました。(いつもは"ながら見"しているので。。。)

 

番組名は『ねほりんぱほりん』。内容は。。。

しばらく見ていると、『みんなが知りたいと思ってる、でも表だっては聞きにくいことを実体験した人』をゲストに、YOUさんと山ちゃんが根掘り葉掘り聞いてみたいことを聞く、という趣旨らしいことがわかりました。

生身の人間がやるとえげつなくなってしまうジョークや場所を選ぶリアルすぎる話を、マペットの可愛さでなんとな~く中和してコメディタッチに落とし込む系のエンタテイメントは全般的に大好きなので、これはおもしろい番組を見つけた!と思っていると、次回予告が。

次回は、、、『宝くじ1億円当選者』…!これまた気になるところを突いてくるなあ…と録画しておいたのをさっき見たので、その内容を。    

 

正確には『人形劇・赤裸々トークショー、ねほりんぱほりん』

初めて最初から見た番組。 冒頭のナレーションでは番組をこう説明していました。

始まりました『人形劇・赤裸々トークショー』。聞き手の山里亮太とYOUはモグラに、顔出しNGのゲストはブタに変身、人形でしか語れない、人形だからこそ語れる赤裸々な話を、掘って掘って掘りまくる、ねほりんぱほりん!

…うまいこと言うわね。  

 

闇に隠れて…な『宝くじ1億円当せん者』

で、気になる『宝くじ1億円当せん者』の回。 (選ばれる意の"当選"ではなく、籤に当たるの"当籤"。籤が読みにくいので"当せん"と表記しているのかと思われます。)

ゲストは4年前の2012年に1億円を当てたユキコさん(仮名)です。年齢・職業・血液型は全て秘密。 国内外で高額当選者が殺人事件に巻き込まれたりしていることもあり、かなり慎重に身分を隠していらっしゃいます。

そりゃそうだ…しかしNHKさんはどうやって高額当選者を探し当てたんだろう?何人かにオファーしたはず。みずほ銀行経由?と疑問が沸きますが、脇においといて見続けます。

 

通帳に並ぶゼロ…

当選した証明として持参されていた銀行通帳には、お取引き内容の項に”宝くじ当選金”の文字、お預かり金額の項には"50,000,000"の文字が。旦那様と半分こした(すばらしい!)ので、1億円の半額になっているそう。

『50000000』の入力で、ゼロの個数にも","の打ち位置にも迷った筆者は、まるで金銭的センスがないので、ピンときませんが^^;  

 

そもそも宝くじとは

昭和20年に戦災からの復興に必要なお金を集めるために始まったそう。当時の最高賞金は10万円。

現在の最高賞金額は前後賞合わせて10億円。(そんなことになってるの?!知らなかった。。。)

1等の当せん確率は、1/1000万。全・東京都民の中から1人選ばれるようなもの。  

 

高額当せん者に渡されるモノとは?

1000万円以上の高額当せん者には『【その日】から読む本~突然の幸運に戸惑わないために~』という冊子が渡されるそう。(うまいタイトル!)

◎当せん直後は、興奮状態にあるという自覚を

◎興奮の後に訪れる不安は、以前の自分に戻るための通過点

など、心構え的なことが書いてあるかと思えば、、

 

◎自分の性格やクセを見つめなおそう

◎時間は味方と心得よう

◎もしもの時のために遺言状をつくる

という、先々起こりうるトラブルを見越しまくったおせっかいな親切なアドバイス、

 

◎ひとりでも人に話せば、うわさが広まるのは覚悟しよう

◎安全のため、当せん金は銀行などの口座へ

などの建設的な助言まで、

 

確かに浮足立った人間が一読しておくべき内容といった感じです。 日本ならではな感じ。。。 

 

1億円の使い道は?

気になる1億円の使い道、ユキコさんの場合その内訳は…

●マンションのローン返済 600万円

●新車(キャッシュで) 300万円

●親族にプレゼント 400万円

●株式投資 2000万円

●貯蓄 6700万円

お話しぶりから常識派でいらっしゃる印象を受けたのですが、使い道にもそれが表れている気がします。  

 

宝くじ歴、始まりは中学1年生から!

お父様がギャンブル好きで「4000万円くらいつぎ込んでいたかも」というユキコさん。子供の頃、お父様に連れられて行った競馬場で、何気なく『どれが当たると思う?』と聞かれて指さした馬が大当たりの万馬券に。一番高いおやつ"甘栗"を買ってもらったそう。

今思えば、その時の当たった本人も周りの人も嬉しい、という体験がどこかで残っていたのかも、と振り返っていました。 また、森永チョコボールの"金のクチバシ"も一発で当てたりと、妹さんと比べるても何かにつけ"当たる"ことが多かったと言います。

そうして中学一年生のころから、お小遣いの範囲で宝くじの購入を始めたそうです。  

 

本格的宝くじ人生が始まる

21歳のとき、年収400万円のサラリーマンとご結婚。

新築マンションに憧れていたユキコさんは夫に宝くじの購入を提案。1年に30枚27000円分の宝くじの購入を許してもらったことから、宝くじ人生が本格的に始まったそう。  

 

当せんするためにしていたこと

宝くじの当せんにつなげるためには、日ごろの心がけが重要、と語るユキコさん。

ゴミをみつけたら拾うなどの見返りを期待しないちょっとした親切を行うこと、"自分を信じる"ことを心がけ、購入時は"必ず当たる"という強い気持ちで臨んでいるそうです。日頃から鍛錬を重ねるエピソードに、山ちゃんからは『もはやアスリートだね!』との声が。

他の高額当せん者にも、当せんするために行ったことをインタビューしていたのですが、"くじ券にクラシック音楽を聴かせる""ハングリー精神を保つためにお腹を空かせておく"など、何かしらの行動をとっておられたのが興味深かったです。  

 

なんと1億円以外に、1000万円も当てていたユキコさん!

なんとここでユキコさんから驚愕の告白が!

本格的に宝くじを買い始めてから10年目のとき、その後の1億円当せんに先立って、なんと1000万円を当てていたそうです。

いつものように売り場にくじ券を持参し、機械(オートチェッカー)で調べてもらっていたところ、『ピーピーピー』という電子音が。(これが"高額当せん券アリ"のお知らせ音なんですって。売り場の係の方も驚いたでしょうね~!) 確認すると100万円当せんしていたのだとか。

一生のうち1000万円が一度当たるだけでも一大事なのに、さらにその後1億円当たっちゃうなんて。やはり何かお持ちなんでしょうね。。。 

 

1億円当せんまでのつらい時期

1000万円が当たり、夫と喜びを分かち合ったユキコさんでしたが、その後ご両親の他界や義母の手術など精神的につらい出来事があったり、お子さんの進学などで金銭的にも余裕がなくなり、愛車やロレックスの時計も手放したそうです。

しかし、"大事なものを手放してゼロから新たに挑戦する!"と前向きな気持ちを取り戻し、1億円に当せんすることとなる2012年のロンドンオリンピックでは頑張る選手たちの姿に励みを得ていたそう。宝くじの購入日も、この年に起こった金環日食の日を狙ったそうです。  

 

ゲン担ぎが大事?

実は1000万円当たったときに"大金を前に笑っている"夢を見ていたユキコさん。それ以来ゲン担ぎとして、いい夢を見るまで当せん確認を待つことにしていたそうで、1億円が当たったときも当たる夢を見るまで待ったそうです。

夢から目覚めた翌朝、売り場に行ってくじ券を確認してもらうと、オートチェッカーから例の"ピーピー音"が・・・!  ゲン担ぎって、、、やっぱり大事なのでしょうか。

 

そして1億円当せん、何が起こる?

1億円に当せんしたら、何が起こるのか…気になるところ。

5万円以上の当せん金の場合、平日に銀行で換金しなければなりません。 販売窓口での当せん確認がちょうど土曜日だったユキコさんは、高額当せんしたくじ券をバッグの中に入れて大事に持って帰り、月曜日まで一歩も外に出ず引きこもって過ごしたそうです。『月曜日までの2日間は長かったですね…』との言葉がリアルでした。

…確かに、何でもデジタルな今どき、"紙切れ一枚"だけでしか"確かに当たり券を持っている"ことが証明できないって…無いですもんね。無くしたり盗られたり破損したりしたら…パアなんでしょうか? (そんな紙切れを手にしたら、確かに外に出られなくなりそう。。。)  

 

1億円当せんを伝えたのは夫・妹弟のみ(息子さんには伝えず!)

1億円が当せんしたこと伝えたのは夫・妹弟のみだそうです。

当初、息子さんには当せんしたことすら伝えていなかったそうなのですが、銀行からの分厚い郵便物や勧誘の電話が頻繁に来るようになって隠しおおせなくなり、"当せんしたこと"だけは伝えることにしたのだとか。

とはいえ、金額については話していないそうで… 賢明。  

 

当せん後の過ごし方

ここで前出の他当せん者さんに、当せん後どうしたかをインタビュー。

1000万円当たった方は、、、

50~60万円ずつ周りに配った。周りと分かち合うことで金額の何倍もの価値がある気がする。

 

2200万円当たった方は、、、  

自分がくじ券を購入した売り場に行って、何食わぬ顔で『ここで当たりが出たんですってね?』と聞き、販売員さんが『そうなんですよ~』と話すのを聞きながら、『それは自分・・・』と密かに悦に入った。 

 

1760万円当たった方は、、、 

ニートだった時期があったのだが、履歴書に宝くじ高額当せんと書いて就活、『強く思えば叶う!』と面接で力説して見事合格。安定した生活を送っている。

 

そして、1億円当たったユキコさんは、、、

天からのプレゼントだと思うので、大事に使いたい。妹とホテルにご飯にいったりして、いい思い出をつくったりすることに使っている。

とのことでした。  

 

妹さんからのビデオレターに凍り付く

最後に、妹さんからのビデオレターをサプライズで見たユキコさん。(ビデオレターといっても、妹さんも当然"ぶたさんキャラ"で登場(笑)) 

姉が宝くじに当たって、自分では行けないような高級ホテルでの食事に連れて行ってもらったりして、ありがたい思いはあるものの、、、いつも宝くじを買え買え、と言われるのが正直うざい。。。自分は当たるとは思っていないのでやめてほしい。 お姉ちゃんは間違っていると思う。夢は宝くじで買ってはいけない、夢は働いて得たお金で買うものだと私は思う。

手厳しい言葉に凍り付くぶたさん(=ユキコさん)。。。

(宝くじ礼賛で終わるのがマズいからという番組製作上の都合もあるのでは?と思う筆者。。。考えすぎかなあ? ) 

 

『ヤン坊マー坊天気予報』をパロった曲で番組終了

そして番組を締めくくるのは、『ヤン坊マー坊天気予報』をまるっきりパロッた『ねほりんぱほりん人間予報』という名の次回予告です。

次回ゲストは『痴漢えん罪経験者』。うっ、これはかわいそうで見てられないかも。 小さなことでも"あらぬ疑いをかけられる"ってめちゃくちゃツライので、パスしちゃうかも。。  

 

40女の感想

『宝くじ当たったら、なんに使う?!』っていう話題、盛り上がりますよね~!この放送を見るとさらにリアルに想像できちゃって、会話が弾みそうです。

でも、ホントに当たったとしたら・・・リスク回避型の思考回路で日々生活している筆者のような人間にとっては、"身に余る大金がもたらすであろうトラブルの種"が山ほど予想できてしまい、めんどくさそう・・・とも思えてしまいます。。。

ユキコさんのように、屈託なく"私は当たる!"とはどうしても思えないし、そのために精神鍛錬するのも…ワタシにはできないなぁ。とはいえ、くじで当たったお金やモノって、ユキコさんがおっしゃるように"天からのプレゼント"以外の何物でもないと思うので、天がその気になってくれるのならば、ありがたくいただきたいものだとも思います。

今度のジャンボ宝くじ、買ってみようかな、、、なんてその気になった(たぶん番組を視聴した多くの人がそう思ってる)筆者でありました。

 

おしまいです。

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