Habitaba ・ハビたば~ワタシをつくる選択と習慣~ 40代・女・ほぼ一人暮らしの私の見解。

'70年代・昭和生まれの日本女性によるブログ・実経験に基づく学びや感想を自分の言葉でつづっています。

40女のよもやま話 からだのこと

【体験談:帯状疱疹、ワタシの場合】その4(最終回): しつこい痛み…⇒2か月でほぼ快復。(たまに痛いけど^^;)

2020年8月・コロナ真っただ中の夏に突如発症した『帯状疱疹』。
家にこもりがちながらも、わりと明るく元気に過ごせてると思っていたので、本当にビックリしました。

ある日突然やってきた帯状疱疹、自分がかかってみて初めて知ったこと・経験したこと(治療や症状etc.)などもろもろを、40代後半の私目線でお伝えします。

思ったより長く先が見えない治療期間、他の方のブログや日記にとても助けられました。この記事も少しでもお役に立てば幸いです。

その4・しつこい痛み…⇒発症2か月でほぼ完治…かな?

『帯状疱疹、ワタシの場合。』の記事は詳しく書いたため長いので、数回に分けています。

この記事=最終回の「その4」では、4&5度目の皮膚科受診→発症から2か月でほぼ完治するまでに起こったことについてお伝えします。

なお、帯状疱疹の治療は早期に開始することが、とっても大事です。早期に適切な治療を行うかどうかが、症状の重さ、合併症・後遺症のリスクを左右するそうです。(私は医療関係者ではありませんが、これは公的サイトや病院でもらったリーフレットに書いてある情報です。)

ゆえに、『これって帯状疱疹…?』と思いながらお読みになっている方は、すぐに病院へGO!してください。




発症3週目・神経ダメージ修復と痛み軽減のための治療中

発症~3週間はこんな感じでした

発症した日(徐々に痛みや皮膚の赤みが気になり始めたので正確には言えないけれど、これは一過性のものではなさそうだと疑い始めた日)から、こんな流れ↓で3週間ほど経過。

発症(はっきりヘン!と思った日)
 ↓中2日
救急病院で時間外診療-抗ウイルス薬処方(ウイルスをやっつける方針)
 ↓中2日
皮膚科で専門医による診察-さらに1週間の抗ウイルス薬&塗り薬処方(引き続きウイルスやっつける&皮膚症状の治療)
 ↓中6日
皮膚科2度目(発症から2週間)-痛み止め2種とビタミン剤処方(神経ダメージの修復と痛み軽減)
 ↓中6日
皮膚科3度目(発症から3週間)-上記と同じ薬&治療フェーズ。明け方痛みで目覚めるため、投薬タイミングを調節してもらう


発症当初7~10日間は、抗ウイルス剤で一刻も早くウイルス撲滅を図る期間
⇒ウイルス撲滅期間が過ぎ、傷つけられた神経系のダメージを修復&痛みを軽減、といった治療の流れの中にいました。

皮膚の赤みはかなり薄くなった!

帯状疱疹と聞くとまず思い浮かぶ皮膚症状は、発症から3週間経ったこのあたりにはかなりマシになっていました。

私の場合、発症当初から皮膚症状のある背中側に痛みやかゆみはほとんど出ておらず(ここが不思議…)、赤くてちょっとぶつぶつしているだけだったのですが、こんなに長い期間皮膚から赤みが消えないことは経験したことがなかったので、目に見えて赤みが薄くなってる!と嬉しかったです。
(なにしろ痛みがしつこく長引いていて先が見えなかったので、せめて皮膚だけでも治り具合が見て取れている、ということが嬉しかったのです~)

しつこい痛みに悩まされていた

皮膚症状とともにお腹側の痛みもどんどんマシに…?と期待したのですが、相変わらずじくじくピリピリした痛みが続いていました。

もちろん、最も痛みがひどかったころと比べるとかなりマシ&頻度も少なくなってはいたのですが、痛む場所が変わったりするし、マシになったと思えばぴりっ!と痛んだりするし、無視するには無理があり、まだまだ気が抜けないのでした…

明け方に痛みで目が覚めるのがツライ…

明け方になると痛み止めが切れて痛みで目が覚め、睡眠不足も加わってしんどかったので、痛み止め2種のうちの片方を寝る前に服用するようタイミングを調節してもらったのもこの頃。

長引く痛みと睡眠不足で、ちょっとヘロヘロ状態でした。




4&5度目の皮膚科、痛み止め・ビタミン剤・塗り薬で慎重に治療継続。

マシになっても投薬は継続。初回罹患時にしっかり完治が大事、なのだそう。

前述の症状を抱えて受診した4&5回目の皮膚科。(前回3→4回目は中11日、4→5回目は中8日)

前回『けっこう長引いてるね…これは長いことかかるかもしれませんね…』と優し~い口調でけっこうショックなお言葉をかけてくれた先生でしたが、この時もかなり慎重な姿勢。

特に4回目の診察では、「痛みはかなり軽減してます!運動めっちゃしたいんです!」とアピールしまくったにもかかわらず、『ではお薬の回数を減らしましょう…』といきなり投薬ゼロにすることはされませんでした。

発症から3ヶ月以内はぶり返しに要注意、なのだそう。

先生がそこまで慎重を期すのは、これまで診た患者さんや学会で取り上げられたケースから、発症から3ヶ月以内は1割ほどでぶり返しが起こるためとのこと。

一旦治ったかに思えても何らかのきっかけ(体力低下とか天気が悪い日とか)で痛みが戻ってくる患者さんもいらしたそうです。

ゆえに、初めての発症時に痛みがほぼゼロになるまで量を加減しながら投薬を続け、身体に負担をかけすぎずに過ごすことが大事!とのことで、
運動も、引き続き ヨコ方向(要するに歩くこと)はOKだけど、タテ方向(ジャンプとか)や グッと力の入る類 はダメと言われました。

これまでと同じ痛み止め・ビタミン剤・塗り薬を徐々に少なくしつつ治療継続

ということで、これまで同様の薬をいきなりやめるのではなく、治り具合を見て徐々に減らしていくとのこと。

・『カロナール』痛み止め①-4回目受診後はストップ
・『ノイロトロピン』痛み止め②-4回目受診後は3回⇒2回/日に減。
・『ノイロビタン』ビタミン剤
・『ベンダザック』塗り薬-もらっているのがある限り痛みのあるところに塗布

これまでの経験では、ある程度症状が治まったら『じゃあお薬は一旦やめて様子見ましょう~』と言われることが多かったので、長い間薬を服用し続けることに少し抵抗感もありましたが、ここはプロの言うことを聞くべき時だね…と大人しく従うことにしたのでした。




発症1~2ヶ月、少~しずつ少~しずつ快方へ。

痛みの強さ・頻度は少しずつマシに。とはいうものの…

処方通りの服薬と休養を心掛けて過ごしていると、少~しずつ痛みが弱く・頻度も少なくなっていきました。

とはいえ、日を追うごとに、ではなく、一進一退を繰り返しつつ、だったので、渦中にいた時にはいつまで続くんだろう…治らないかも…とけっこう不安になる時も。

5回目受診時、最後の2週間ぶんの薬を出してもらう

発症から1ヶ月半、5回目の受診時には、1日2回の痛み止め1種&食後のビタミン剤のみに薬が減っていました。

『今回出す2週間ぶんを飲みきって痛みが無かったら、もう来なくていいですよ~』と言われ、『ようやく終わりが見えてきた…!』とちょっと嬉しくもあり、それでも痛かったらどうしよう…と心配でもあり。

最後の薬を飲みきった後の症状は。

2週間ぶんの薬が無くなったのは、発症から2カ月弱経った頃でした。
(子宮内膜症の手術の時のほうが直りが早かったわ…)

背中の赤み→ かすかに残る程度、痛み・痒みは一切ナシ。
お腹側の痛み→ うーん…ゼロにはならない…(^^;。

この期に及んでも時折、ピクっ…とか、じくっ…とした感じが部分的に来て、痛いと思うこともあれば、違和感程度でスルーできることもあり、といったところ。ほんとーーーにしつこい…

↓でも、皮膚症状はこんなに良くなりました^^!

通院は止め、あとは自然治癒力(と『ナボリン』)で。

ということで、最終回のお薬を飲み終わっても、痛みが完全になくなってはいませんでしたが、『これ以上あの薬たちを飲んでも・飲まなくても、一緒だわ。』と思ったので、あとは自然治癒力に任せることにしました。

とはいえ、ここ2~3年ほど以前より食が細くなったので(悲しいことに以前より食べられない…)、普段の食事からだけではじゅうぶんな栄養素が摂れていないのかも?と思い、
末梢神経のダメージを修復するビタミンB12含有の『ナボリン』↓をサプリ的に取り入れて様子をみることに。


発症からまる2か月でほぼ完治…かな?

この記事を書いているのは、発症から約2カ月後。
(最後に皮膚科を受診してから3週間、薬を飲み終えてから1週間ほど。)

止めていたエクササイズも徐々に再開し、ほぼ発症以前の日常に戻りました。(が、まだコロナは収束してないので、完全に私のルーティンが戻ってきていないのですが…)

いまだに時折うずくような痛みを感じることもありますが(ホントにしつっこい!)、やりたいことに制限がかかることがなく、睡眠を邪魔されることのない暮らしができています。ありがたい^^。



ダラダラとまとまりのない記事になってしまいましたが、帯状疱疹経験者さん方のブログの、医学系サイトには書かれていないような細かい描写によって、励まされたり、私だけじゃないんだと思わせてもらったりしたので、簡潔さをあまり重視せずに経験した通りのことを書いてみました。
この記事もどなたかの参考になればよいな、と思っています^^。


おしまいです~。







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