Habitaba ・ハビたば~ワタシをつくる選択と習慣~ 40代・女・ほぼ一人暮らしの私の見解。

'70年代・昭和生まれの日本女性によるブログ・実経験に基づく学びや感想を自分の言葉でつづっています。

ファッション 女の必需品

大人の女性の必需品| 一日中履いていても痛くなりにくく、形が美しい、実用的な黒パンプス。 

2023/05/25

もくじ

仕事にも、行事・式典にも。大人の女性の必需品、プレーンな『黒パンプス』。

大人の女性の必需品、プレーンで頼もしい『黒パンプス』。

日本女性の90%くらいは、何らかの必要に迫られて1足くらいは持っているのではないかと思うのですが、、、いかがでしょう。

履く機会はフォーマルな席だったり、スーツ姿に合わせるためだったりと、緊張を強いられるシーンであることが多いと思います。それだけに、足に優しく履いていて気分が良くなるような『頼りになる一足』を手にしたいものです。

『大人の女道』のキャリアだけは長いワタシ、これまで購入&着用した黒パンプスは数知れず。
その経験から、『一日中履いていても痛くなりにくく、形が美しい、実用的な、黒パンプス』について一考してみたいと思います。
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ハビたば!的、黒パンプス選びの条件

靴選びの基準とその優先順位は、足の形やライフスタイルにより人それぞれだと思いますが、今回は以下を条件に設定しました。

なお、『履き心地』『痛くなりにくさ』については足の形や着用シーンの違いによる差が大きく、条件化することが難しいので、個別の商品をご紹介しながら考えてみたいと思います。



黒パンプス選びの条件・4か条:『疲れにくさ』と『美しさ』の両立

☑ 飾りのないプレーンなデザインであること(リボン・ストラップなどが付いていないもの)

☑ 丸すぎないトウのシェイプ

☑ ヒールの高さは3~6.5㎝

☑ 素材は表革(もしくはそれに準ずるもの)



4つの条件、その理由

◆プレーンなデザイン ⇒汎用性が高く、様々なシーンに使いまわせる

思わぬアクシデントに見舞われず、それなりにメンテナンスすれば、案外長持ちするパンプス。(20代に買った黒パンプスが探せば下駄箱に…という40's世代も多いのでは?)

必要が生じるたびに買い替えを繰り返すのは、できるだけ避けたいところ。

仕事だけでなく、冠婚葬祭や式典関係など、様々なシーンで&広範囲なテイストの服に合わせられる、プレーンなデザインの一足を選べば、着用回数が多くなり、結局コスパも良いのです。



◆トウのシェイプ はパンプスの顔。

メディカル発想を取り入れたコンフォートシューズが増えているのは足にとっては嬉しいこと。
とはいえ、見た目的には丸っこく、ぽてっとしたシルエットのものが多く、"かわいらしさ・初々しさ・幼さ"を醸し出してしまい、"大人の女性"というイメージから少しずれるうえ、スーツやセットアップなどとの相性も今一つしっくりこない感じが。

ということで、ここではコンフォートシューズは除外してトウのシェイプが 『アーモンド』など丸っこくないもの』としました。

パンプスの"顔"であるトウのデザイン。
エレガント"な表情を持つ、思わず背筋を伸ばして歩きたくなるような美しいデザインの一足を選びたいものです。



◆ヒールの高さ ⇒8時間程度の着用に耐えうる高さ

筆者の持っているパンプスのヒール高を片っ端から計測してみた結果、長時間の着用を厳しく感じたのは7㎝以上だったため、上限は6.5㎝までとしました。

とはいえ、あまり低いとカジュアルなフラットシューズっぽい印象になってしまうので、下限ラインを3㎝に設定。

当然ながらヒールが低いほど足への負担は軽くなるので、まずはメインの用途を考え、『長時間&立ちっぱなし』の場合は低めを、着用時間が短く&座れる時間が長くなるにつれて高めを選択肢に入れると良いでしょう。

好みの高さについては、かなり個人差が出るところなので、こだわりがあれば『ヒール高さ○㎝』と設定して選ぶのもアリかと思います。



◆革の種類 ⇒耐用性や用途の広さを考慮

『布製』は圏外とするとして、残るは『表革』or『パテント』or『スウェード』からの選択になるかと思います。

着用シーンの幅広さ・撥水性・伸び(馴染み)・着用時期の長さ(シーズンレスに使えるか)・お手入れの手軽さ、などなどを総合的に考えると、やはり表革に軍配です。(個人的にはスウェードが好きなのですが、、、)

表革に限定、とはいえ、最近は合成皮革でも見た目で判別できないくらいの出来栄えのものもあるので、質によってはアリ。



パンプスを選ぶ際にチェックすべき5つのポイント

1.ヒールの高さ
高いほど、足への負担も高くなります。(足が前に滑ることによるつま先への負担、ピンポイントで体重を支える足指の付け根部分とかかとへの負担、足首や膝への負担など)

2.ヒールの形状
太いほど安定感とかかとと足指の付け根への負担が軽くなります。
ヒール高9㎝くらいのハイヒール・パンプスでも、直径4~5cmの筒状のようなヒールのものとピンヒールとでは、安定感も足への負担も大きく異なります。

3.つま先の形状
裸足の時のつま先のラインに近いほど、足への負担が軽いです。
足の形にもよりますが、ラウンドトウ⇒アーモンドトウ⇒ポインテッドトウの順で、足への負担が増すと考えてよいでしょうう。

一方で、デザイン面では、つま先が細いデザインのものほど、女性らしさ、エレガントさ、颯爽とした大人っぽさが演出できる傾向にあります。

4.インソール(靴の内側)の素材
つるっとした素材や革張りのものは滑りが良いので、特にストッキング着用の場合には靴の中で足が動きやすく、足を痛めたり、靴擦れの原因にもなります。

別売りの中敷きを敷くなどして調整することも可能ですが、レーベルが隠れてしまったり、サイズ感が違ってきてしまったりすることがあります。

クッション素材のものは、足への衝撃を分散したりフィット感を高め快適性を増してくれますが、そのぶん重くなったり履き心地に慣れるまで時間がかかったりすることも。

5.靴底(地面に接する面)の素材
若い頃はあまり気にしなかった靴底の素材ですが、めちゃくちゃ疲れやすさに影響します!

海外製品やデザイン性の高いパンプスの靴底には見た目の良い革素材が使用されていることが多い靴底の素材。ですが、地面に対するグリップ力がなく、カーペットやつるっとした材質の床では非常に歩きにくい(=疲れやすいことにもつながる)といったデメリットもあります。

購入後に靴修理店で外貼りをすることも可能ですが、本来の靴底の色と合った外貼り素材があるとは限らないので、デザイン性が失われることもあります。

商品ページに靴裏の画像が無い場合もあり、確認が難しい点ではありますが、ゴム素材などの滑りにくい素材のものを選ぶと、かなり疲れやすさが違います。




ブランド別・条件を満たすパンプス

以上の条件を満たすパンプスを、価格帯別&ブランド別にまとめてみました。

わかりやすく・探しやすくするために、商品リンクを貼っていますが、すでに売り切れとなっている場合もありますので、ご容赦ください。


価格帯:20000円~30000円台

ルブタンと同じ工房で製作されている『CORSO ROMA 9(コルソ ローマ ノーヴェ)』

ファッショニスタがこぞって愛用する『クリスチャン・ルブタン』と同じ工房で製作している『CORSO ROMA 9』

イタリアンメイドの美しいフォルムの靴が比較的お手頃な価格(20000円台が目安)で手に入るとあって、大人気のレーベルです。

そんなCORSO ROMA 9が作るパンプスは、『美しさ』と『実用性』を兼ね備えた一足です。
お仕事はもちろん、フォーマルシーンから休日のデニムスタイルまで、守備範囲が広く使えそうです。

こちら↓は、4.5㎝ヒール&ポインテッドトウ。


イタリア製 パンプス ポインテッドトゥ 4cm 5cm ヒール ローヒール ミドルヒール 黒 ブラック ネイビー ベージュ 本革 イタリア ブランド コルソローマ 革 歩きやすい 痛くない ポインテッド 黒パンプス オフィス 通勤 仕事 小さいサイズ 22cm 22.5cm 大きいサイズ 25.5cm 39

【ハビたば!独自評価】
おしゃれ度:☆☆☆☆★
ビジネス度:☆☆☆★★
痛くない度:☆☆★★★

ポインテッドトウ&細めのヒールで、ヒール高4.5㎝とかなり低めな割にデザイン性が高く美しい一足。一方で、そのデザイン性がお仕事に不向きな場合もあるかもしれません。

つま先が細く足指が窮屈なことと、ヒールの接地面積が小さく、かかとにピンポイントで体重がかかるため、長時間着用&立ちっぱなしの場合はちょっと辛いかも。



こちら↓はやや高めの6.5㎝ヒール。


パンプス ポインテッドトゥ 痛くない 6cm 7cm ヒール ミドルヒール ポインテッド イタリア製 レザー 本革 ベージュ 黒 ブラック フォーマル コルソローマ CORSO ROMA 9 ブランド 冠婚葬祭 結婚式 仕事 通勤 赤 小さいサイズ 22cm 大きいサイズ 25cm 39 卒業式 入園式 入学式

【ハビたば!独自評価】
おしゃれ度:☆☆☆☆☆
ビジネス度:☆☆★★★
痛くない度:☆★★★★

上記とほぼ同じデザインで、ヒールがやや高めの6.5㎝。ありそうでなかなか見つからない、完成度の高い美しい一足です。

ヒールが高くなるにつれて足が前方向に滑りやすいので、よりつま先に負担がかかりがちになり、また、かかとへの負担も増します。(とはいえ、"ハイヒール"と呼ばれるパンプスは概ね"7㎝以上"なので、それに比べると低めではあります。)

やはりヒールが高めのものはフォルムが美しく脚も長く見えて、気分が上がるので、メインの用途が比較的短時間&立ちっぱなしでない方におススメです。


『FABIO RUSCONI(ファビオ・ルスコーニ)』

こちらもイタリアのレーベル『FABIO RUSCONI』。美しくトレンド感のある靴で大人気です。

日本のブランドやセレクトショップとのコラボ商品も多く、デザインや素材違いで小ロット製造しているせいか、別のお店で同じ商品を見つけようとしてもなかなか見つからないことが多いため、お気に入りを見つけたらその場で購入するのが賢明です。(筆者はそれで何度か痛恨のミスをしています。。。)

ヒール6.5㎝『FABIO RUSCONI』の定番『MILLY(ミリー)』


【2000円OFFクーポン】【永遠の定番】ファビオルスコーニ MILLY 2023SS 新入荷 パンプス ファビオ ルスコーニ ポインテッドトゥ レディース 7cm 痛くない 大きいサイズ ブラック fabio rusconi 2677【送料無料】 小さいサイズ 大きいサイズ 39

【ハビたば!独自評価】

おしゃれ度:☆☆☆☆☆
ビジネス度:☆☆★★★
痛くない度:☆★★★★

女っぷりが上がりそうな美しい一足。
シーズンごと、ショップごとにバラエティ豊かなファビオのラインナップの中にあって、定番的に販売され続けているモデルが『MILLY』です。

できる限りヒール高を抑えつつも、フォルムの美しさを追求した名品ともいえるこのパンプスは、幅広いシーンで役立ちそう。一方で、長時間の徒歩や立ち仕事は厳しいかもしれません。


ヒール 4.5㎝ のポインテッド


ファビオルスコーニ Fabio Rusconi 4.5cmヒールベーシックパンプス (ブラック)

【ハビたば!独自評価】
おしゃれ度:☆☆☆☆★
ビジネス度:☆☆☆★★
痛くない度:☆☆★★★

ヒールが1㎝低いだけで、格段に快適性と安定感がUPするパンプス。

これくらいの高さのものなら、木型さえ足に合えば『走れる!』という方もおいででは。

ヒールが5㎝以下になると、女っぽさを醸し出し過ぎないので、ビジネスシーンでも気後れしないのではないでしょうか。



価格帯:10000円台~以下

信頼と安心の国産ブランド『MAMIAN(マミアン)』

神戸の自社社屋で商品の企画・デザインから製造までの全工程を行っている、100%MADE IN JAPANのレディースシューズメーカーmamian(マミアン)
安心の日本品質と、日本女性のパンプスの用途や好みを知り尽くしている製品ラインナップ、合成皮革なら6000円台から購入できるお手頃価格、徹底して快適性を追求したパンプスづくりで、知る人ぞ知るブランドです。

中でも、iCoN(アイコン)と呼ばれるシリーズは、365日様々なシーンを想定して製作されたプレーンパンプスのラインで、【ヒール高さ × トウの形 × 素材(本革or合成皮革)× 色 】で、相当数の商品バリエーションがあります。

筆者も2タイプ持っており、シーンに合わせて使い分けているのですが、立体的でふかっとした素材の中敷きとグリップ力抜群でつるつるの床でも滑らない靴底は、秀逸と言えます。

5㎝ヒール×ポインテッドトウ×合成皮革


【15%OFF】美脚スムースポインテッドトゥカラーパンプス 足が痛くない(なりにくい) 7.0cmヒール リーフ グレイッシュベージュ チャイ カプチーノ ブラック 黒 black 日本製  レディース 21.5cm〜25.0cm 【iCoN】Colors 70P(C76533)<2023SS>

【ハビたば!独自評価】
おしゃれ度:☆☆☆★★
ビジネス度:☆☆☆☆★
痛くない度:☆☆☆☆★

シャープな表情のポインテッド・トウ。通勤にフォーマルにとかなり使えそうです。

ヒールが細めなので、コンフォートシューズのような野暮ったさは感じられず、華奢に見えます。一方で、道路の側溝や金網にハマらないよう注意が必要です。

素材は合成皮革ですが本革と遜色ない見た目で、むしろ雨や汚れを気にせずガンガン履けそう。


5㎝ヒール×スクエアトウ×合成皮革


美脚フォーマルパンプス 足が痛くない(なりにくい)5cmヒールスクエアトゥパンプス 日本製 21.5cm〜26.0cm フォーマルパンプスアイコンベーシック【 iCoN 】BASIC スクエアトゥ (355BC)

【ハビたば!独自評価】
おしゃれ度:☆★★★★
ビジネス度:☆☆☆☆☆
痛くない度:☆☆☆☆☆

こちらは同じiConラインのスクエア・トウ・タイプ。

筆者も立ちっぱなしの仕事用として一足持っていますが、やはりポインテッド・トウと比較すると疲れ方が全く違います。(オシャレ感はちょっとダウンするけれど^^;)

ヒールもしっかり幅のあるタイプなので体重が分散され、足への負担が少ないことが実感できます。

見た目のスッキリ感と快適性を両立させようとするメーカーさんの努力は理解できますが、やはり休日にデニムに合わせて、という使い方には抵抗が。。。 とはいえ、お仕事・フォーマル用には大活躍かと思われます。


いかがでしたか?

パンプスに限らず、靴選びの基準は本当に人それぞれなので、参考にならなかった方もおいでかと思いますが、、、こういう選び方をしている人もいるのね、ふんふん、と受け止めていただければ幸いです。

『痛くなりにくい』を掲げているわりに、ポインテッドトウが多くなってしまったのは、ひとえに筆者の好みのせいです^^;。

記事中の製品は在庫が無くなっている場合もあるかもしれません。

またゆるゆる更新していきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!^^

おしまいです。




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